ゆう

中国は近いのゆうのレビュー・感想・評価

中国は近い(1967年製作の映画)
3.5
2組の男女が入れ替わり立ち替わりする空間設計が良かった。
クロスカッティングしかり、しっかり見ていくとカメラのカット割りとか結構計算されている。

空間を接続するために例えば爆発物騒ぎを起こす青年と政治家の間には電話という接続物があって第3者の声の乱入というのがあり騒ぎを起こした人物と状況の把握が理解されるんだけど

あとやたらと犬が出てくる。

爆発物にしろ、最後の緊張感からの緩和にしろ、どこか楽観的な作り方をしている印象。
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