手堅い!これは手堅いとしか言いようがない!
ミレールはやっぱり顔の手数が多いですね。役者の表情を常に信頼しつづけることが、ストーリーテリングに大きく寄与しているのが、取調べ室という空間に限定される…
クロード・ミレール監督作品。
連続殺人事件の尋問が行われる大晦日の警察署というたった1夜の1シチュエーションで物語をつくるのがまず凄い。しかも空間が狭くてセリフの応酬になりがちだけど、人物をよ…
このレビューはネタバレを含みます
ワンシチュエーションモノなのに戯曲にならずキチンと映画をしているのがすばらしい。ラストの警察署前の場面で空が薄ら明るくなってきてるのがまたポイント高い。
『なまいきシャルロット』でもそうだが、サブリ…
めちゃくちゃ面白かった。カットバックはもちろん、キャメラワークやズームインによって、会話に絡めとられていく感じがとても心地よい。
挿入される回想の間が絶妙。灯台の灯りの残像が取調室にも残る感じがい…
密室だけど、途中挟まる回想が美しすぎて飽きない。
マルティノがどういう人物なのかは明らかにならないものの、彼が平凡な日常の中で愛していたであろう妻に裏切られたことで、罪を認めて終止符を打つ。
最後…