検察官/勾留の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『検察官/勾留』に投稿された感想・評価

Scratchy

Scratchyの感想・評価

5.0

降ったり止んだりしてる窓の外の雨、大晦日の午後9時から元旦の7時までの音楽もなくタイプ打つ音とタバコの擦れる音やライターの音が響く息苦しい室内劇。ロミーシュナイダーがやってくる年明けまではバンチュラ…

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警察署の取調室で、リノ・ヴァンチュラの刑事がミシェル・セローを任意で事情聴取する。少女連続暴行殺人事件の容疑なのだが、冷静な刑事に対して、セローの落ち着いた受け答えから激しく感情を露わにする変化を、…

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雨を降らした映像もとてもよく、見やすい編集で退屈する事なくみれたのだけど、今見るとお話が擦られすぎてて新鮮さがなかった。
当時見たら驚きだったんだろうなぁ。
ただ雰囲気はとても好き。

クロード・ミレール監督作品。
少女が乱暴及び殺害される事件が発生し、容疑者として公証人のマルティノが警察へと連行され、リノ・ヴァンチュラ演じる刑事のガリアンは取り調べをするが・・・という話。
別題『…

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ukigumo09

ukigumo09の感想・評価

3.6

取り調べの緊張感
 
1981年のクロード・ミレール監督作品。彼は60年代後半にジャン=リュック・ゴダールやジャック・ドゥミなどヌーヴェルヴァーグの監督の作品で助監督を経験し、フランソワ・トリュフォ…

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tristana

tristanaの感想・評価

5.0
10年前のクリスマスに流れるジョルジュ・ドルリュー。下世話ながら姪に何話してたのかすごい気になる。
csm

csmの感想・評価

5.0
興奮して咳が止まらなくなる素晴らしさ。記録係、ラスト30分で登場するロミー・シュナイダーを照らす出しっ放しのツリーのライト、語られる10年前のクリスマス、1月1日午前7時のテロップ。

大晦日の夜から元日の朝までの、全編、警察署の取調室での会話劇。邦題になっている検察官は出てこない。土砂降りの雨が取調室の窓に流れ落ちるシーンから最後まで渋さで突き通す。バンチュラの部下の粗暴さが素晴…

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