るる

突然の訪問者のるるのレビュー・感想・評価

突然の訪問者(1972年製作の映画)
1.6
エリア・カザン監督作を初めて観るので監督の評価はしかねるのですが、この作品に関して言うと悪い意味で登場人物が何を考えているのか分からなかった
特に奥さんのマーサ
登場人物は5人(うち1人赤ちゃん)なので肉付けなどもっと出来るはずなのになあ…
なんとなく「わらの犬」を思い出すつくり
低予算フィルムで監督の自宅で撮影したとのこと

この時代にベトナム戦争について描いているのは珍しいです
しかし突然の打ち切り感もやもや
最後に突き抜かなければ電話されちゃうのでは?って思った

イングマール・ベルイマンの処女の泉に影響されたそう
完成度を考えたらこの作品を観るよりも処女の泉を見たほうが早いよなー
るる

るる