このレビューはネタバレを含みます
朝から夜までずっとオリンピック漬けの一日…夜中になって、やはり1本映画が見たくなりこの作品をチョイスしました。
ネタバレになってしまってます😅
強盗殺人事件の犯人と疑われ、警察から不当に逮捕されてしまった兄。妹は兄の無実を信じ、冤罪を晴らす為、高校も満足に行けていなかった一主婦が、弁護士を目指し一念発起し見事司法試験に合格。
妹の「兄を救い出したい!」その思いだけで18年間も奮闘し続けた日々が描かれていました。
実際に起きた事件がベースとなっていて、
強い兄妹の絆を感じる作品となっていました。
幼き頃あまり親の愛情に恵まれていなかった兄妹。妹と一緒にお菓子やおもちゃを万引きしては保安官に叱られる毎日。悪さばかりしていた兄を周りの大人達は手をやいていたのだけど、男にだらしない母親。施設へ何度も送られた経験が彼の性格を切れやすくさせて行ったのかもしれない。本当は妹思いの優しい少年だった。あれは育った環境がお兄ちゃんを悪くしたんだろうな。そして、そんな環境が兄妹の絆を深いものにしていったに違いない。
大人になっても、兄はトラブルがあると、必ず疑われる人物に…。そんな中で起きたこの事件で、兄妹の運命が大きく動いて行く。
妹の必死の努力で、晴れて無罪を勝ち取った兄妹。この素晴らしい兄妹愛に感動を覚えた。
つぶやき
この真実のドラマの内容はとても素晴らしいと感じました。ただ、この作品からは
妹さんが色々なものを犠牲にして、長い年月この事件に身を投じた事が、結構あっさりと描かれた気がして…💦
勝利を勝ち取った時もなんかあっさり感が…。真実が元なので、あまり大袈裟な描き方はしない方向だったもかもしれないんですけど、映画としてはちょっと物足りなさを感じちゃいました。