UKヴォーグ誌でアシスタントとして働くエミリーは、彼女の親友でゲイのピーターとイケメンのカメラマン・パオロとの仲を取り持とうと、恋のキューピット役を買って出る。
ロンドンを舞台に、現代的な恋愛要素を取り入れた、シニカルなコメディです。
なんだか、すごいジャケットだけどラブコメ(?)です。
80分と短いけど、後味スッキリ。
勢いがあって、スピード感溢れる作品です。
ロンドンが舞台って事で観てみた。
でも、イギリス人よりアメリカ人?の方が多かったような…。
英語もアメリカンだったし。
しかし日本語タイトルが「婚活恋愛術」かぁ・・
この時代では婚活って言葉がはやっていたんだろうけど、自分の印象だと婚活とは全く遠い所にある映画。
だって結構ゲイが中心になってるし。
かっこいい男性と出会うけど、その男性をゲイだと思い込んで、ルームメートのゲイに紹介して応援する主人公。
しかし、ゲイだと思って心を許してた男は、実はストレートでした!
天然・純粋に仲間思いな主人公に愛嬌を感じました。
あと、おそらくこの映画のメッセージは、理想を求めるだけじゃなくて、現実と向き合ってみたらステキな人が意外に身近にもいるかもよ?チャンスを自ら逃してない?みたいなこと・・・かな???
恋する事に憧れると、いろいろ幻想や妄想が浮かぶもの。
だけど、現実に目を向けて、相手を分かろうとするためにチャンスを与えること。
うーん、ちょっとぐさりと来たね。
主人公演じる可愛いブリタニー・マーフィがセミヌードなのが見所。
オーランド・ブルームも出てるし出演者はわりと豪華に感じます。
でも、ブリタニー・マーフィがもうこの世界にはいなくて、なんだか楽しいのに少し悲しくなりました。