長いストロークをカメラが行ったり来たりして人々のセリフを追っていく独特なワーク。
ワンカット長いしストロークも長いからあっちとこっちで同時進行の時間が自然と出てくるのが面白い。
照明の切り替えで転換…
「夜と霧」自体を読んでいないし、世代でもないので正確なニュアンスはつかめていないかもしれない。
しかし中盤で明かされる北見の失踪した理由が語られるシークエンスはまさに今も、これからも同じやりとりが繰…
浅沼稲次郎暗殺事件があり松竹が自粛で上映中止したと云う定説だが、作品の内容を観れば、共産党が弾圧した印象。ソ聯傀儡の党に反旗を翻す新左翼台頭に親近感を抱いた大島渚監督のイデオロギー映画。大嫌いだけど…
>>続きを読む【簡易メモ】
物語としてはいいと思うんだけど、嚙んでるのにそのまま続けるのは・・・。
始めの方は、確かにリアルな会話でも噛んだり言い間違えはあるよねと思っていたが、幾ら何でも度が過ぎる。
その噛んだ…
式場はたちまち討論の場になる。
大島渚が制作中止を恐れて急ピッチで撮られた映画。そのための長回し、そしてそのために多少噛んでもそのまま使われる俳優陣。ところどころ、自分がカットを入れる責任を負いた…
松竹株式会社