攻殻機動隊のレビューでハリウッド版に出演している北野武について少し書いたら観たくなっちまったじゃねぇかこの野郎ォ！
大友組と村瀬組の抗争劇と裏切りを描いた北野映画。本編の大体は罵倒と返り血が飛び交ってると思って良い。
まぁこの手の映画だから仕方ないけどどの登場人物にも感情移入が出来ねぇじゃねぇか馬鹿野郎ォ！「男たちの挽歌」を観た直後だと尚汚なさを感じられるじゃねぇかこの野郎ォ！
しかしながらキャストの豪華ぶりはもう本当良かった。そりゃ世界のキタノに國村隼ですよ、この俳優陣の組み合わせに誰もが圧倒されます。映画館のスクリーンでもテレビ画面でも彼等の圧迫感がひしひし伝わるのは間違いないwww
あとストーリー性は皆無。
仁義なき戦い等と比べても(名作と比べるな馬鹿野郎ォ！)淡々としておりかなり落ち着いた作風の割には過剰なグロだらけでメッセージ性はほぼなし。なワケでちょいと拍子抜けはしたかな？そこにガックリと来てしまった節もあるのでこの点数ですが。メッセージ性なんて知るかこの野郎ォ！と武の怒号が今にも飛んで来そうな脚本構成でした。
グロ耐性が付いていても今作のグロ描写はもうキツいキツいwww カッターナイフで指を詰めようとするアレとか歯医者でのアレとか....カッターナイフで指をざっくり切ってしまった事がある身としてはトラウマが蘇ってしまいもう参ってしまったwwww じわーっとしたグロ程痛いものはありませんね。
次回作も観ないワケねェだろ馬鹿野郎ォ！チンピラァ！！
