このレビューはネタバレを含みます
CHANELに憧れる人が多いのはなぜか、CHANELが人気なのはなぜなのかを知りたくてずっと気になってた映画。
美術館で“マリー・ローランサンとモード”を鑑賞してからCHANELへの興味が高まっていて、このタイミングでやっと。
ガブリエルは自分で運命を切り開いていく、自分を貫く人だったことがわかった。
だからCHANELに憧れる人がたくさんいるんだと思った。
強さを持ちながらも繊細さがあって、弱さもあって、でもやっぱり強さが前に出る人のように感じた。
一人で生きようとする中でも恋愛では揺れ動いていて、それがガブリエルの繊細さや弱さから来るものなのかもしれない。強さだけではないところが人間らしいなとも思った。
きっとこの映画がガブリエルの全てでもCHANELの全てでもないと思うから、もっといろいろ知りたいなと思う。
あと最後に一つ。
コルセットも羽もないシンプルな服を作ってくれてありがとう。
もし今もあの時代のままで毎日あんな服装で生活しないといけなかったら苦しくて大変だっただろうな。想像しただけで苦しくなった…！
