やってることは同じでも目的なのか手段なのか目標が何なのか、全員明らかに違い、みんな延々と勝手にキレたりイチャイチャしたり踊ったりしている。
雑なモンロー風ファッションで踊るハンナシグラがかっこいい。…
ファスビンダーがこれまでの映画撮影に終わりを告げた作品。自身の独裁的な監督としての振る舞いを、ファスビンダーファミリーのルーカステルに投影する(革ジャンを着用していることからも分かる)。
自己分析…
画面上で唯一忙しなく動き、怒鳴り散らす監督が狂っているように見える。が、周囲の無関心すぎるスタッフ、演者の方がよっぽど狂っている。屋外パーティーのシーンではそれが見せつけられる。ラスト、映画の幸福。…
>>続きを読む1970年-1971年(100分)。 ファスビンダー監督。 カラー。
映画の撮影現場の混乱を描く。資金難や人間関係のトラブルから撮影は一向に進まない。監督と撮影スタッフの対立は、『ホワイティ』撮影…
監督の周りに巣食う人々に辟易しては怒声を浴びせ消耗していく。スペインの片田舎の邸宅に渦巻く倦怠感。パンとティルトを繰り返すカメラには必ずneckingする男女がいる。泣き虫しかいなくて震えながら淡々…
>>続きを読む激ムズ案件。
結局何が言いたかったのかまるでわからん。
登場人物全員精神が安定していないのは常だが、特にファスビンダー本人が泣き喚き怒り狂い馬鹿笑いする、どうしようもない不安定さを安定して見せつけて…
この映画はファスビンダー監督作「ホワイティ」の撮影現場が元になっており、ある意味、それの再現ドラマやらドキュメンタリーである。
ファスビンダーはアンチテアーターという劇団を組んでいて、彼の作品のほと…
ファスビンダー自身の自作ベスト1と知り鑑賞。自省的な映画?面白い!とはならなかったけど、全体的に独特の雰囲気を醸し出していて、人生を映画化しようとしたファスビンダーらしい順位付けだった。
グラス投げ…