映像が圧巻。はじめの稲穂を手で触るシーンから印象的で好きだし、俳優の表情がいい。
この映画は一般的な歴史の解釈とは違うみたいだけれど
こんなドラマが起こってた世界線もあったのかもしれないということを考えると高ぶる
2000年も前が舞台というのだから驚き
マキシマス、あなた根っからの将軍すぎるだろ
どの立場でも戦いが終われば、仲間や観衆から讃えられる
ジェネラル、ジェネラル、ジェネラル。。
スパニッシュ、スパニッシュ、スパニッシュ。。
マキシマス、マキシマス、マキシマス。。
わき起こる声、気持ちいいな
悪役ではあったけどコモドュスの苦しみも見えた
姉と甥を前にして、脅しながら物語を自分の立場に結びつけて嘆くシーンがすごく悲しかった
皇帝になりたい、親の愛を受けたい、愛する人(父や姉)に愛されたい
その気持ちだけではまだ未熟なんだろうな
ローマの民を救いたいという大義が見えなかった
お父さんと会話してる時に「お父さんが求めてる資質以上のものを自分は持ってる」といって、その次に出てきたものが「野心」だった時、それは求められてるものとはずれてるだろと思った
お前じゃ足らない
そんな息子に対して、「お前が至らないのはお前の父親が至らないからだ」というお父さんの返しが好きだ
世界史好きな友達に聞いたこの父マルクス・アウレリウス・アントニウスが五賢帝の中でもすごく偉大な皇帝だったという話。名前のインパクトも含めて好きだな
シーザー姉がマキシマスに言った言葉
「あなたといるときだけ孤独を感じなかった」
なんていい愛の言葉
長めの映画だったけど眠たくなることが一切なかった。
引き込まれる映像、ストーリー。時々刺さる言葉があっていい映画だった