ローマ帝国を舞台にした残酷で悲しいストーリーは壮大でラストの感動と悲しさに涙が止まらなかった。
ラッセル・クロウとリドリー・スコット監督の最強タッグでの最高の映画。なんと言っても面白くさせてくれたのは、最高のヒールを演じたギラギラしたホアキン・フェニックスの演技があったからこそにも思えた。
序盤の迫力有る戦闘シーンから始まり興奮状態にさせられたかと思えばいきなりの苛立ちと悲しみに、精神崩壊状態。絶望から復活、策略と失敗、復讐と完璧なストーリーは最初から最後迄全く目が離せなかった。特にグラディエーターの戦闘シーンは余りの迫力にのめり込んで見ずにはいられなかった。だがこの映画の一番の見所はヒューマンストーリーだと思えた。マキシマスの余りにも濃く辛い人生を描いた内容は感動で涙無くしては見れなかった。
古代ヨーロッパの映画はとても好きな作品が多いが、この映画は特に好きな作品の一つ。
