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南部の反逆者のAkiramovieのレビュー・感想・評価

南部の反逆者(1957年製作の映画)
4.0
恋愛モノ でも、登場人物の各自が置かれた境遇・人生による生き様にリアリティがあるのは 脚本の秀逸さだろうか?
なので、面白かった。
邦題『南部の反逆者』は、いただけないけど。

南北戦争・奴隷解放問題にも、チクリと。
北軍の将軍・軍人に対しても手厳しいし、自由の捉え方も。
奴隷制と人種差別も違う扱いに。

『やさしさの束縛』、『女の子は何で出来ているか』、偽善者の優しさ の印象に残るシーン。

”クラーク・ゲーブル” しか演じられない ヘイミッシュ・ボンド。
”シドニー・ポワチエ” しか演じられない ラウ・ルー。

アマンサ(マンティ)・スター役 "イヴォンヌ・デ・カーロ"は、
TVドラマ『マンスターズ』(The Munsters) 母親役リリー・マンスターズ。

アメリカ南部で北軍兵士や北部諸州人を軽蔑した呼び方の「Yankee」も、勉強に成りました。

NHK BSP 2023/1/19
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