ここでの評価は特別高くないがかなり面白いまっすぐなヒーロー映画になっている
謎にジャンルがコメディになっているからそこからの落差で評価が低くなってる気がしてならない
"キック・アス"や"スーパー!"を想像して見ると肩透かしはします
この映画で重要なのはヒーローとは?というヒーローの存在自体を考えさせる作風であり、またヒーローの妄想に執着する主人公が本当のヒーローになるまでのストーリーを描いたものであり、アクションもありながらもヒューマンドラマ要素が強い
娼婦の母親に捨てられたトラウマを持つ軽度の知的障害者がそのトラウマから脱却する為に仮面を被り素顔を隠し自警行為を行うというプロットからして面白いし"ディフェンドー"もれっきとしたヒーローになったと思うと胸が熱くなる
暴力描写もアクションというよりはもっと乾いたタッチで描かれておりリアリティラインに沿った作りなのもハマった