キックアスやスーパー！のような自警団モノヒーロー映画。
痛快ヒーローアクションではなく、かといって善悪がうんたらとか、そういった映画でもない。
この映画の素晴らしいところは主人公像。
少し知恵遅れな感じの凡人をウディハレルソンが好演してます。
なんといっても彼の演技が素晴らしく、ディフェンドーのピュアな内面を見事にえんじきってる。
ディフェンドーのあまりにも純粋すぎる人間性は、時にムチャクチャでさんざ他人に迷惑をかけ、時にはとんでもない事態を呼び起こす。
けれど、その真っ直ぐで純粋な心はやがて周りの人間を変えていき、ひいては社会にすら強い影響を与えていく。
ラストは泣かずにはいられないっ。
子供のまま大人になってしまった、ヒーローという場所にしか居場所を見出せない、そんな彼に好印象を持てるかどうか、それがメインなだけに評価は大きく別れるかと思う。
