アトミ

燃えよデブゴン/豚(トン)だカップル拳のアトミのレビュー・感想・評価

4.2
83点

シリーズ6作目

まぁヒドイ邦題だ事。
とりあえず普通に名作。

サモ・ハン・キンポー演じる剣の達人と、ラウ・カーフェイ演じる槍の達人。
二人は長年のライバル関係。
何度も試合をしているが、一向に勝負がつかない。
次は共に弟子を取り、弟子同士で戦わせることになる。

サモ・ハン・キンポー演じる剣の達人が青年ラウ・カーフェイを、ラウ・カーフェイ演じる槍の達人が青年のサモ・ハン・キンポーをそれぞれ弟子にするというナイスアイデア&経済的。

何かね。
憎み合ってるのに実は心の奥で繋がってる(よく似た相手を望んでいる)的なことを伝える演出としては最高じゃないかなと思うね。

で、なんやかんやで
達人師匠達はラスボスに殺され、弟子二人は協力してラスボスを倒す。
そして二人は師匠達が試合していたあの場所に墓を建て、師匠達の望んでた「ケリ」を付けるため二人は試合をする、、、からの、、、

といったお話。

とりあえず対決シーンはたっぷり。見応え抜群。てかずっと戦ってるくらいの印象しかないわ。
まぁサモ・ハン・キンポー軽やかだわ。
ホント動けるちょいデブ。
修行シーンが少なくあっという間に強くなった感は仕方ないというか、それだけテンポがサクサクと軽やかで良し。

ジャッキー作品でお馴染みのマースもディーン・セキもイカしたキャラだし。

ラストもいいんだよね。
「知らない奴なら殺してた」
師匠達と同じ。
いがみ合ってても結局なかよしなんだよ。
トムとジェリーかよ。
正に愛。
ホンワカするわ。


PS
師匠達が試合してる場所ってヤングマスターのラスボス対決の場所だよね。
アトミ

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