ベべべっち

うちの学校のETのベべべっちのレビュー・感想・評価

うちの学校のET(2008年製作の映画)
3.9
ETとは…?

急にムン・チェウォンが観たくなって鑑賞。そういうのってよくありますよね。

キム・スロが主演の青春学園ものコメディ。
笑いあり、熱血ありで面白かった。

とにかく観る前から気になっていたのが、タイトルの”ET”とはなんぞや?ということ。
どうやら二つの意味があるっぽくて、一つはあの有名映画の「E.T.」(Θ)_(Θ)σ
でも、理由はよくわからない。
見た目が宇宙人みたいだから、ひどいあだ名をつけられたんだと勝手に解釈。
大きな月をバックにして飛んだオマージュのシーンは笑ってしまった。(自転車じゃなくて原付だが…🛵)

もう一つの意味がメインの方で、「English Teacher」のETらしい。
今作は熱血体育教師が、英語の先生になるというまさかの設定。

主人公の体育教師が勤務する学校は、教師も生徒もその親も受験のことしか頭にない人たちが集まっているところ。
だから、もちろん体育の授業なんてどうていいと思われている。

そんなある日、主人公のことが気に食わない教師の画策によって、体育教師を排除して英語教師を増やすという事態になってしまう。
このままではクビになってしまう主人公が、生き残りを懸けて英語教師に転身しようとする物語。
(一応、教員免許は持っていた設定)

英語教師になろうと頑張る過程で、何人かの生徒とのエピソードが挟みこまれる。
その生徒の一人が若きの日のムン・チェウォンで、貧乏な家庭のおとなしい女子高生を演じる。
最近と比べると、垢抜ける前というか、まだまだ青っぽい感じの顔立ちで、それはそれで新鮮で良かった。

でも、正直にいうと、垢抜ける前の生徒対決ではムン・チェウォンではなくて、パク・ボヨンに軍配が上がってたかな…。
ムン・チェウォン目的のはずなのに💦

作品自体はけっこうベタで展開も読める感じだったけど、十分に楽しめた。

P.S.
そういえば、ハ・ジョンウが一瞬だけ医者役で出演してた。