アングスト／不安のaaのネタバレレビュー・内容・結末

ギャスパーノエがファンを公言していて気になった映画。実在の殺人鬼、ヴェルナー・クニーセクが起こした一家惨殺事件を映画化。内容の衝撃さ故に1983年公開当時、本国では1週間で上映打ち切りになったそう。そして1983年に撮られたとは思えないカメラワーク。幼少期の家庭環境に恵まれず歪んだ思考を持った主人公は、自身のサディステックな欲求を満たす為に殺人を繰り返す。この映画は出所後のその状況をまるでドキュメンタリーのように丁寧に映している。殺人鬼とか犯罪を犯してしまう人ってやっぱり家庭環境に問題があることが多いんだろうな。場違い的な可愛い犬が生きてて良かった。