10年の刑期から解放された後の快楽殺人者の脳内。
この映画が事実を基に作られていて、この快楽殺人者の脳内、思考を忠実に描いているから同じように快楽殺人に手を染めそうな人間が観たらいい教材になるかと思ったけど、こればっかりは麻薬とは違うからダメだ。彼らが親の首輪を外され、異常な家庭環境という檻から放たれ、我々が一市民として彼らと接する機会を持つようになる頃にはもう完成されてしまっているのだし、何一つとして片鱗が表には現れて来ないのだから他人は気付きようがない。
追記 2024/02/24
やはり最近になっても度々この映画のことを思い出すのでかなり気味の悪い映画だったと思う。