「実話を基にした」って言葉
そそられるんだよなぁ
世界各国上映禁止の衝撃作
ただのキモい映画ではなかった◎
まず、カメラワーク!!
かなり興味深い!!
主人公が歩く
コツコツと足音がするが、後頭部を写し滑るように進むから台車に乗ってるん?て思う
ギュインギュインカメラの向きが変わる
GoPro的な移り方が臨場感があっていい
どっから目線のカメラ??って斬新さを感じるシーンもあり面白かった!
カフェのおじちゃん映す時だけ、小刻みにカメラぶるぶる揺れるのは意味わからんかった
だいたい殺人鬼の映画と言うと、バッサバッサと殺しがちだが、本作は殺人鬼と狙われた家族の格闘が長い!!
すんなりいかない不器用さにリアリティーを感じる
殺人鬼役の俳優さんも、ターゲット役の俳優さんも、引っ張っぱられたりぶつかったり倒れたりの体当たり演技!
あれは撮影中にアザだけじゃ済まんやろ〜
骨の1本2本折れててもおかしくない
狂気と恐怖に満ちた迫真の演技に圧倒された
乾きを抑えられない殺人鬼
どうしてそのような人格になったのかも語られながら進むのでわかりやすくていい!!
幼少期から不遇で、周りの大人たちや環境のせいで強く感じた不安や恐怖が彼の人格を歪ませたんだな、、、と同情し恐怖を感じた
家庭環境大事やでー!!
そしてこの映画の良いところ
それは
犬ちゃん!!
可愛いダックスフンドが出てくる♡
この緊張感がある非道な描写の中で、度々映り癒やしをくれる愛くるしい犬ちゃん!
飼い主さまの入れ歯を弄ぶのは笑うw
とことこついていくの
かっかわいい、、、
最優秀助演犬賞を与えたい☆
心配していたグロ描写は、そんなにギャーギャー言うほどではなかった
ただ
鑑賞後の気持ちを一言で表すと
「アングスト/不安」