ちぬちぃぬ

剣聖 暁の三十六番斬りのちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

剣聖 暁の三十六番斬り(1957年製作の映画)
3.4
嵐寛寿郎氏はわが祖父母世代が好んだ名優と認識してます
そして本作でのアラカンさんの完璧に「強くて優しい」ヒーロー像✨
想像以上でした
剣術の腕前も素晴らしいですし、浪人といえど理想的な武士の人柄
武士の鑑みたいな荒木又右衛門殿

悪漢の方もなんと潔いものか

えっ…丹波哲郎はカッコ悪い役なんだね
こっちのが私が思う武士っぽい
ズバリ“人斬り”

うーん でもやっぱり武士の世界は
男社会すぎるね

この時代の徒歩の移動距離 凄すぎ

敵の…その36人の武芸者のほとんどが、仇打ち本人(渡辺数馬)じゃなくて“助太刀”の又右衛門しか眼中になくて笑った

決戦の装束が特別ですね
こういう正式な【仇打ち】の時の装束、昔テレビの時代劇とかでも見たことある
白装束に鉢巻きってヤツ

なぜか天知茂氏を応援しました
「死なないでー」
「非情のライセンスー」って
脇役なのであんまり写らなくて見失うんですけど