稲妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『稲妻』に投稿された感想・評価

上映時間87分の小品ながら、
心にしっかりと印象を植え付けてくれる作品です。

この作品で高峰が演じるのは清子。
4人姉弟の末っ子で観光バスのガイドをしている。

この4人の姉弟、すべて父親が違うと…

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ドロドロでグズグズでどうしようもない人間ばかりの家族を描いているのに、どこか重たくなりすぎず軽妙さを保っていた。
でも、浦辺粂子の感情の移ろい方は生々しかったな。。

成瀬は日本における家族の陋習のようなものを描きたかったのだろう。その対照的な存在として、根上淳と香川京子の兄妹が描かれている。
しかしそれにしても、小沢栄は若い頃からこんな役ばかりやってたんだなぁ。…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.7

【私の歩み方👩‍💼】

日本を代表する俳優陣総出演で贈る百花繚乱のダメダメ女日誌とも言うべき映画。ドロドロした人間の卑しさが描かれていてとても日本的。

綺麗事の多い小津安二郎には到底無理な表現であ…

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ここでも舌を出す高峰秀子。

全員異なる父を持つ兄弟たちとそこに不幸をもたらす小沢栄太郎。

不気味なくらい幸福の象徴として描かれる香川京子の兄妹。

暗く狭い実家と世田谷の家の見晴らしの良さが対比される。
1号

1号の感想・評価

4.0
成瀬×高峰のファンとしては、スクリーンで観ることが叶って最高。林芙美子作品だし!
見事な群像劇で、芸術的な映画もいいけど、わたしは成瀬巳喜男の、この世俗的な感じが好き。
S

Sの感想・評価

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2024.0411
国立映画アーカイブ
観光バスから見える隅田川の様子や足立区新田(おそらく)で女の家前に掛かる、やけに細い橋など、古い東京の風景が沢山映っていて嬉しかった。

そして、母との一悶着…

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成瀬巳喜男監督作品には林芙美子原作が多い。どれも世知辛く、不遇をリアルに見せるもので気持ちがザラザラするような質感が漂う。やりきれなさを感じながらもしっかり生きていく主人公の強さが演じる高峰秀子の個…

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我路

我路の感想・評価

3.7

大映
2024年 4月 7日 シネラ

オートバイで移動する小沢のエンジン音が聞こえるたびに、高峰のいやそうな表情がなんだかクセになる。

小雨が降り出して隣りの身寄りのない兄妹の洗濯を取り込んでる…

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kumatora

kumatoraの感想・評価

4.3

前半はそこそこムカムカさせられるが後半何から何まで全てがよかった

世田谷の下宿先で出会う大家さんも兄妹も夢みたいな人たちで最高。羨ましい 香川京子若い

長すぎる蕎麦に笑いながら涙が出そうだった …

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