■原作林芙美子氏、成瀬巳喜男監督作品〜🎬■
三女の清子(高峰秀子氏)以外の家族は、みんな問題あり?!(笑)
まず、この時代に4人兄弟全員父親が違う兄弟がいることが驚き、笑
母親おせい…
林芙美子の小説「めし」の映画化に続いて、再び林芙美子の作品を、成瀬巳喜男監督が映画化した1952年の日本映画
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がめつい長女、お人好しの次女、無能な長男、4度も結婚した母といった家族に囲まれて、フ…
上映時間87分の小品ながら、
心にしっかりと印象を植え付けてくれる作品です。
この作品で高峰が演じるのは清子。
4人姉弟の末っ子で観光バスのガイドをしている。
この4人の姉弟、すべて父親が違うと…
このレビューはネタバレを含みます
自分が嫌いな人間と離れて初めて、自分もそっち側だったのだと気付く。
それが稲妻ほどの衝撃ってことか。
すごいなぁ。たわいもない会話のシーンを重ねて重ねて、丁寧に観客に主人公と同じ気持ちを感じさせる…
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同じ方向を向くor歩く→馬が合う。団扇を仰ぐ、泣くなど同じ動作をする→心が通う、と呼応するように対峙する位置にいる反目し合う男たちが家族を乱す。バスでの隣り合う客たちと窓の外から見える男女の位置のズ…
>>続きを読む成瀬は日本における家族の陋習のようなものを描きたかったのだろう。その対照的な存在として、根上淳と香川京子の兄妹が描かれている。
しかしそれにしても小沢栄は若い頃からこんな役ばかりやってたんだなぁ。俳…