あっくん

ファーザー・クリスマスのあっくんのレビュー・感想・評価

ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)
4.8
皆様、メリークリスマスイブ‼️🎄(*´∀`*)
今月から多く見られる本作のレビューを絶対クリスマスにレビューしたかったので、丁度タイミング良くレビュー出来ました✨✨(*´ω`*)

🎅あらすじ
年に一度のクリスマス・イブは、サンタクロース(ファーザー・クリスマス)に
とって大忙しの日。
今年もプレゼントを配り終えて家に戻ったサンタはクリスマス以外でも毎日クリスマスの準備に追われているのでした。
そんなある年、今年こそはソリをキャンピングカーに改造してバケーションに行こうと旅立ちます。
そんなサンタクロースの日常と裏側とは❓

🎅感想
原作“さむがりやのサンタクロース”は子供の頃に何度も読んで育った思い出深い絵本です🎶
本作はそんな“さむがりのサンタ”と“サンタの楽しい夏休み”をMIXしたオリジナル作品であり、今回初めてショートアニメで観たのと同時に“サンタの楽しい夏休み”は読んでなかったので、今回旅行をしているという違った一面が観れた事がとても嬉しい作品でした✨✨(旅行はちょっとトラブってるけど💦)
絵本で見たシーンも再現しているのでそこも嬉しいポイント✨

愚痴ばかりで常にしかめっ面だけど、子供達の膨大な量の手紙を読んではサンタの使命を全うする姿…。
(口癖はクリスマスイブになると、「やれやれ、またクリスマスイブか…」)
飲み物は紅茶にココア、そして酒好き。
自分の時間を有意義に楽しむ姿…。
どこか憎めない人間味溢れるサンタクロースの日常と裏側がショートアニメでも健在‼️
たった30分で楽しくさせるクリスマスにピッタリな作品はやはりレイモンド・ブリッグズさんの魔法なのかもしれませんね🎶( ^^)

制作が1991年と古いながらも、絵本独特の色鉛筆の様な優しい素朴なタッチが温かくて印象的です🎶

去年のレビューで原作者レイモンドさんの両親をモデルにした作品“エセルとアーネスト”を観賞し、その時にレイモンドさんの経験が絵本の原点らしきものを感じられました。(・・;)
寂しくならない様な温かさと優しさ、賑やかだけどどこか微かな哀愁がある様な切なさ…。
本作を見た方は“エセルとアーネスト”はオススメです🎶

🎅原作者・キャスト・友情出演キャラ
原作者のレイモンド・ブリッグズさんは世界で絶賛・愛された絵本作家🎶
…しかし今年の夏に亡くなられてたのはショックです💦

本作は同じ原作として、同じ世界で時系列が繋がっているスノーマン(1982)の姿が見られます🎶
他にもサンタが立ち寄るパブでは同じ原作である“風が吹くとき”の夫婦がいたり、レイモンドさんの両親をモデルにした作品“エセルとアーネスト”に出てくるアーネスト(父)が王宮近くで牛乳配達をしている姿が見られます🎶

吹き替えで嬉しいのは、サンタクロースがジブリ声優常連でリトルマーメイドのカニのセバスチャンであり、“アンダー・ザ・シー”を歌っている上條恒彦さん(千と千尋の神隠しの父(カエル)役、もののけ姫のゴンザ、紅の豚のマンマユート・ボス(空賊))で本作でも歌声を披露✨

クリスマスに思い出深い作品が観れて本当に良かったです🎶
皆様、良いクリスマスをお過ごし下さい🎶(^^)
あっくん

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