このレビューはネタバレを含みます
"いいかげんにしてくれよ。
これじゃまるでSFじゃないか!"
"だから、これはSFなのよ(キッパリ)。"
勇ましい科学者の姐さんとインチキくさいガイドの兄ちゃんの威勢の良いやり取りは、まるで劣化版ロマンシング·ストーン。
そこに"激安サイボーグ"と"ちっちゃいC-3PO"の名コンビ、さらにケイン·コスギのバッタもんが合流。
サイボーグ君が下半身に装着する"機動ユニット"(小型戦車)がやたらにカッコいいですね♪
映画史上最もバラエティ豊かなこの即席チームは、ネアンデルタール人が闊歩する密林のなか、アーマード·スーツで身を固めたマッド·サイエンティスト率いる悪の軍団の牙城をめざし…
いや、ほんまにそういう映画なんです。(笑)
もう爽やかなぐらい突き抜けたバカ。
バカはバカでも、それぞれのキャラクターに作り手の愛情が注がれた、熱い血の通ったバカ。
30年ぶりに観たけど、やっぱりこの映画は最高です♪
監督のピーター·マヌージアンはこの作品の数年後、宇宙異種格闘技映画「アリーナ」で、さらなるバカ(もちろん誉め言葉)をやらかしてくれます。
マヌージアン監督の他の作品も観てみよっと♪