福福吉吉

ファイナルドラゴンの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ファイナルドラゴン(1976年製作の映画)
1.5
🐉 Jackie Chan-ISM Vol.004 🐉

ファイナル・ドラゴン

◆あらすじ◆
「奪命流星」という必殺技を持つ武術家メイ・シンフ(ジミー・ウォング)は、放浪の旅を続けていたが、メイのもとに現れた武術家の依頼から「天魔剣」の使い手ファ・ウービン(ジャッキー・チェン)に会いに行くことになった。メイは病に伏せるファから、ファに毒を飲ませた妻を殺害し、毒消し薬を手に入れるよう依頼される。

◆感想◆
ジャッキー・チェンの製作年の年齢:23歳

ストーリー構成が乱れており、登場人物が多くいるため、非常に把握しづらいものになっている。特に登場人物は大々的に登場しながらあっさり退場する者が多く、ストーリーの面白さに全く繋がっておらず、無駄なシーンが増える要因となっている。
そして、前半必死にストーリーを把握しようと頑張っても、「死んだ」→「実は生きていた」のようなフェイクを連発しているため、意外性というより無理やり盛り上げるため、復活させた感が強く、面白みが無かった。

本作の主人公メイ・シンフは周囲から尊敬される達人でありながらとても紳士的で冷静な人物として描かれていて、とても好印象でした。

ファ・ウービンは登場シーンが限られており、ジャッキー・チェンのカンフーアクションを観たかった私には物足りないものでした。

本作全体としてアクションシーンが極めてレベルが低く、観ていてとても気持ちの盛り上がるものが無く残念でした。

面白みのない作品でした。吹替版で主人公の声が池田秀一だったから最後まで観ることができたと思います。

鑑賞日:2022年10月8日
鑑賞方法:Amason Prime Video
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