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高原の月
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『高原の月』に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

4.6
北アルプスを背景にした牧歌的な作品!
ラストが急激に軍国調になるが、それまでは優しさ思いやりにあふれた心温まるヒューマンドラマ。

弟かわいいなぁ。そしてこんなに優しく美しいお姉さんがいるなんて羨ましい。高峰三枝子、三浦光子、佐野周二の三角関係になるのかと思いきや、全くそうはならなかった笑 松竹大船にしてはお珍しい笑
そのかわり、弟の友人が「ねぇ、君んとこのお姉さん、いい姉さんだねぇ。僕、羨ましくなっちゃった」と高峰三枝子の前で弟に耳打ちしている笑 この時、高峰三枝子がお土産に買ってきた本は「軍艦」と「戦闘機」の本。時代を感じる。

さて、「高原の月」と「ふるさとの灯」どちらの挿入歌も良い!何よりも高峰三枝子独唱シーンは監督からファンへのプレゼントのように思える笑 佐々木啓祐監督は、『荒城の月』も素敵な作品だった。彼の作品はもっともっと評価されてもいいのではなかろうか。広大な自然や田舎の風景をまるで風景画のように優しいタッチで綺麗にキャメラにおさめている。

教師同士である高峰三枝子と佐野周二の「子供の純真さ」についての会話はなかなか興味深い。深い話をしている。
1942年、アジア・太平洋戦争真っ只中、遠足で佐野周二が歌っているのは「敵は幾万」。映画を見ながら、こんな幼い子供達と、しかも遠足時に歌う歌なのか!と仰天してしまった。

父の戦死を知り涙涙の高峰三枝子。この頃までは戦死報告に泣いて悲しんだりしても許されたのかしら。検閲でよくカットされなかったものだ。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1942年製作で、とある少年を描いた人間ドラマ⁉️

2023年1,781本目
優しく慎み深い日本社会だった頃の記憶が蘇る様な心温まる佐々木啓祐監督の、日本アルプスの高原を舞台にした祖父坂本武と孫の長女高峰三枝子、長男大塚正義の家族愛ドラマであり、佐々木康監督の応援を得て音楽映画としても秀逸な一作。山小屋に独り住まいの一克さんと渾名される坂本が、南方帰りの大塚と同居を始め、その可愛がり様は並大抵ではなく、柔和な人柄に変貌して周囲は驚く。高峰が遠方の小学校に赴任し、大塚は地元分教場の一年生に入学する。先生佐野周二や親友にも恵まれすくすくと育ていく大塚を、迎えに出た坂本が足を滑らせ入院したある日、父戦死の報が看病中の高峰に届き佐野と相談の上伏せた。回復し帰宅した坂本の元に父の日記が届きその事実を知らせると、二人は大塚には時が来る迄黙って居ようと誓った。坂本は大塚を抱き寄せ、高原の月に向かって歌い悲しみを堪えた。