とにかく邦題がクソ過ぎる。
原題は"The Switch"。
「アラフォー女子」とか付けないで欲しい。
作品が安っぽくなるだけだっての。
大好きなジェニファー・アニストンとジェイソン・ベイトマンによる、いわゆるラブコメ。こんなのもたまにはいいネ。
結婚はせずに人工授精で子供を産む。キャシー(ジェニファー・アニストン)の決意を聞かされた親友のウォーリー(ジェイソン・ベイトマン)は、酔った勢いで精子提供者ローランドの精子を自分のと入れ替えてしまうが、泥酔していた為、その事をすっかり忘れてしまう。
7年後、息子セバスチャンを連れてNYに戻って来たキャシーと再会したウォーリーは、セバスチャンがあまりに自分と似た性格に戸惑うばかりだった—— 。
そう…
スイッチするのは…
S ☆ E ☆ I ☆ S ☆ H ☆ I
!!!!
なんとーー!!
どっこいしょーー!!
結構トンデモストーリーやないか!!
ジャケ写でジェイソン・ベイトマンが手に持っているのは、飲み物なんかじゃなくてアレ。これ、ジェイソン・ベイトマンだからこそ、かろうじて品を落とさずコメディとしてちゃんと昇華出来ているのが凄い。他の俳優なら、こうはならない。
そして、ジェニファー・アニストンはやっぱりラブコメの女王だな。最高にキュートだし、顔芸のリアクションも流石。
それぞれの友人役にジェフ・ゴールドブラムとジュリエット・ルイス。精子提供者のローランド役にはパトリック・ウィルソン。脇を固めるキャストも豪華。
まぁ大方予想通りの展開で、ローランドとくっ付きそうになるキャシーに、鈍感ウォーリーが彼女に対する自分の想いにようやく気付いて…というお話。
ジェニファー・アニストンと友達で13年経ってようやく告白とか、どんだけ時間掛けるんだ。僕なら秒で告白するわ。
いたってフツーのラブコメというのが率直な感想だけど、お似合いのお2人だから、観ていて心がほくほくしちゃう。セバスチャン役の子役くんも可愛い。