とある春休み、湖へキャンプのために訪れた10代の男女8人はその晩、たき火を囲みながらとある巨大ワニの伝説を面子の1人が不穏に話し始めるのだった。
最初は話半分でからかっていたが、それが現実の話とはまだ誰も知る由は無かった...。
アマプラでなぜか名作の匂いを感じて鑑賞したが、""悪魔のいけにえ""ならぬ""ワニのいけにえ""だった今作。
思っていたよりは鉄板のパニックをしていて面白かったし、神聖性を持つワニだからこそ使えるイカれぽんちな設定が良いね。
というか、あそこまでひたすら汚い画を撮れるトビー・フーパー、ホラー魂が半端ではないな....。
序盤はパリピ達のはしゃぎっぷりをいつもの如く不穏に魅せながらもしっかり関係性とキャラ付けをしていっていたからかなり見分けはつきやすかったし、ギャルのお尻が滅茶苦茶出てくるのでお茶の間鑑賞は注意。
ただ、引き伸ばすような展開が多く、ワニくんが大暴れしなかったのが悔やまれる所だが、波に乗った時のキルペースは早くてベネ。
段々と可愛く見えてくるし、ワニの癖してコモドドラゴン並みのスピードを出してくるのはさすがだったが、もうちょっと魅力のあるワニにして欲しかったな...
ちなみにデスロールは1.2回しかない...残念！！
トビー・フーパーと聞いて尻尾を振ったらもう最後、悪魔の劫火で燃やされることとなる今作だが、ガタガタの割にはお金がかかっていて景気もなかなか良い作品で、アマプラで見れなくなるとそれなりにレアなのでは？
是非見かけたら鑑賞してみては？
映画とは全くもって関係ないが、何故茅場町駅の構内があんなにも臭いのか未だに気になって眠れない今日このごろ。
頼む...温泉掘り起こしてしまいそうとか知ったこっちゃない！！
どうにかしてくれ、東京メトロ様！！！
