開明獣

オールド・ルーキーの開明獣のレビュー・感想・評価

オールド・ルーキー(2002年製作の映画)
5.0
大谷翔平選手、日本人初のメジャーリーグでのホームラン王、おめでとう㊗️🎉🎊

何度か君が出ている試合は日本で観ました。しかし、まさか、日本人が本塁打王に輝くなんて、夢のまた夢だと思っていただけに感無量です!お祝いにとっておきのワイン🍷をセラーから何本か出して飲んでいます。今のアイコンはその一本😊

記念に何か野球に関する作品をレビューしようと思って本作を選びました。大好きな「メジャーリーグ」と「42 世界を変えた男」はレビュー済みだったし、「フィールド・オブ・ドリームス」は好きじゃないので、困っていたところ、最も泣ける本作を思い出しました😮

35歳、史上最年長でメジャーデビューを果たした、ジム・モリスの物語。実話ベースで脚色がなされてるけど、観てる人を決して騙すような脚色ではないのがグッド👍

かつてドラフト一位指名されながらも、故障でメジャーデビューを果たせず、テキサスの片田舎の高校で、科学の教師をしながら野球チームの監督をしているジム・モリス。チームが地区優勝したら、自らトライアウトを受けるという約束を選手たちとしてしまい、奮起したチームは優勝🏆、トライアウトを受けたジムは、まさかのスカウトされることになる🥳

こう書くと簡単だが、35歳、3人の子持ちの父親が、超薄給のマイナーリーグにまず入団して、そこからメジャーへの挑戦は、とてつもなく厳しい道だ。移動もメジャーと違って、バス🚌での移動。35歳といえば、デビューしてから殆どの選手が花道から消えていってる年齢で、肉体的にも精神的にもとんでもなくキツい😔

それでも、ジム・モリスはメジャーリーグのマウンドに立つことになる⚾️ごく限られた人間だけが立つことの出来る場所を彼は自力で勝ち取っていく😌

メジャーリーグでは大した成果を挙げられなかったジム・モリス。でも、それは大したことじゃない。大事なことは、信念と情熱を絶やさないことだ😊

監督は、「しあわせの隠れ場所」「ファウンダー」のジョン・リー・ハンコック。主役は「ぼくのワンダフルライフ」と、その続編のデニス・クエイド。2人とも、大きな賞には無縁だけど、しっかりとした堅実な仕事ぶりで、信頼のおける映画人だと思う😌

感動ポルノ?言いたいやつには言わせておけばよい!全ての野球を愛する人と、そして野球好きじゃなくても人間を愛する人へ捧ぐ作品❤️

大谷選手にも是非観てもらいたいな😊
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