GaPTooth

テキサスの拳銃兄弟のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

テキサスの拳銃兄弟(1949年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

原題:The Younger Brothers

西部開拓史上に名高い「ジェイムズ=ヤンガー・ギャング団」の主要メンバーであるヤンガー兄弟(コール、ジム、ジョン、ボブ)を題材にした作品。

南北戦争後の混乱の中、名を馳せていたのはジェシー・ジェームスをはじめとする「ジェイムズ=ヤンガー・ギャング団」だった。
ヤンガー兄弟もジョニー以外は服役した後、仮釈放されたものの人々から嫌悪されていた。

仮釈放となったコール、ジム、ボブと待ち合わせしたシーダークリークを訪れた
ジョニーとジムの恋人メリー。
彼らに恨みを持つ元探偵ダニエル・ライクマンの策略に嵌まったジョニーは酒場で人を撃ち殺してしまう。
相手が先に撃ってきたから正当防衛なのだが、ヤンガー兄弟に正当防衛はつかないと予測される。
そのためコールはジョニーを家に帰るよう促し、自分たちは保安官と一緒にシーダークリークへ戻ると言う。

家に帰る途上、ジョニーは捕まってしまう。

その頃、ライクマンがケイトの宿を訪ねていた。
このケイトはならず者たちを束ねるジョエルの妻だったが、ジョエルの死後ジョエルに変わってならず者たちを率いてリバーロックで強盗を働く計画の為にシーダークリークに来ていた。
当然ケイトはヤンガー兄弟を誘ったのだが「真っ当になって平和に暮らしたい」という理由でコールに断られた背景があった。

ライクマンはヤンガー兄弟を再び刑務所に逆戻りさせるため、ケイトの計画を利用しようと企てケイトを唆す。

が、ケイトに断わられたライクマンは、メリーの部屋に侵入してジムたちの居場所を伝えて帰っていく。
ライクマンの言葉通りにジムと再会したメリーから「ここに居るとライクマンから教えられた」と聞いたコールは、真相を聞きに単独でケイトの元にいく。

が、ケイトに捕まってしまう。
これでコールとジョニーがケイトに捕まった状況に。
ケイトの計画はリバーロックの銀行を襲い逃げる時にヤンガー兄弟を置き去りにして罪を擦り付けようというもの。

翌日、ケイトの元へ行ったきり戻って来ないコールを探してジムとボブが出向く。が、ケイトたちはリバーロックへ向けて出発しており、もぬけの殻。

ジムとボブも町で銃を手に入れて(一応、金を払って(笑)リバーロックへ向かう。

銀行強盗に巻き込まれたヤンガー兄弟だが、ケイト・シェパードによる銀行強盗を阻止した形になる。

翌日、シーダークリークの保安官の証言によりヤンガー兄弟の釈放は認められた。

が、ライクマンは面白くない。自警団を率いて何とかヤンガー兄弟を罪に定めようと悪足掻きをするが逆にロープでぐるぐる巻きにされて放置されてしまう。

ヤンガー兄弟は自由を得て去っていくのであった。めでたしめでたし。

はい。
面白くない。
ヤンガー兄弟を題材にした映画は雨後の筍ほどあり、どれもそこそこ面白いんだけどね。
コレはホントにつまらなかった。
GaPTooth

GaPTooth