「いいとこ取り」
宇宙船で少年を助けに行く物語
時間軸を使ったストーリー展開は素晴らしい作品であった。
登場人物は顔が濃くガタイのいい感じであったが、展開はゆるく見やすいものであった。
◆アメリカアニメのようなコミカルなキャラクター、日本の宇宙アニメーションを意識した宇宙の描き方や、キャラクターの動き、そしてフランスアニメらしい毒々しい背景と、80年代の世界のアニメーションをミックスして良いバランスで製作された作品であった。ハスの妖精の動きは、大友作品で見られるような躍動感があり、素晴らしい出来となっていた。