"This is our pond." アラスカ州、毎週日曜日に凍った池の上で試合をするホッケーの町。町民こぞって応援大熱狂。ここではホッケーは単なるスポーツという枠を超えて、町 = 皆の心の拠り所。と書いてはみたものも、無害な本作は幾分クサいくらいに微笑ましくスイートで、かつ肝心のホッケーのアクション・シーンが少なめという問題の上で凍っている。作品を形作る要素も徹頭徹尾ありがち。全体的に既視感に満ちていて軽やかだし嫌いにはなれないけどすごく地味。町の保安官で働きながら13年間選手をしていた主人公ラッセル・クロウ、判事で大学時代には元選手役バート・レイノルズ(本当にこういう役柄がよく似合った)、と魅力的なキャストもいて女好きスカンク役には目元がザック・エフロンなロン・エルダード。
親子関係間の確執や小さなコミュニティならではのご近所トラブルも。町を出たものの記事によって注目を浴び、舞い込んだNHLのスターチームNYレンジャーズとの試合の話。開かれた町民集会に最初は戸惑う人もいるものも、次第に一致団結していく。囲いのない池でのゲームのはずが、大金を注ぎ込みフィールドとなる池の周りの整備も進めていく。しかしそこまでしたのに、そんな中でその話は立ち消えに。だからNYの裁判所に掛け合いに行くのだが...
池 "You got a chance to prove it." やれる「挑まずに誇れるか？」プライスワールド "This is not a pond." これが相手チームか？ホッケーのところを見よう "Are you a big guy!? Say it!!" 「あなたがニューヨークへ行かせたって？勝ったよ。あなたが監督だ」「氷上にキャプテンが要る」「負けてない！まだ試合中だ！」ここは俺達の池だ
