Jorn

デイブレイカーのJornのレビュー・感想・評価

デイブレイカー(2009年製作の映画)
2.3
報われない弟の愛……「兄ちゃんに生きていて欲しかった!」
兄はいつでも弟に守られている、そう守護天使ミカエルに(関係ない)

ドラキュラの始祖をブラムの伯爵とするなら(カーミラ等はちょっとおいておいて)、そのドラキュラの根本的能力が退化している世界のお話
そりゃ紛い物なみに増えれば劣化もしようが、この作品におけるドラキュラの魅力は滅多なことがない限りの「永遠の命」のみ
その外に旨味はなさそうである
近い未来に人類も陥る「食糧難」に解決策としてドラキュラサイドが打ち出したのは……まぁ、需要を減らす事ではあるな

出演作品の殆どでいけずな悪役を演じ続けるウィレムのダンナの数少ない「良い奴」の役
だからここぞとばかりにオシイシとこ取ってくよ!狙ってくよ!
だがしかし、ダークサイド・デフォさんに慣れてしまった諸君はそこはかとない物足りなさを感じるかもしれない
Jorn

Jorn