1864年、アメリカのコロラド地方で起きた北軍が無抵抗のシャイアン族を無差別虐殺した「サンドクリークの虐殺」を描いた映画
ソルジャーブルーと呼ばれる青い服を着た北軍(騎馬隊達)が前線の砦へと現金輸送とシャイアン族と2年間生活をしていたクレスタという女性を護送していた。
途中シャイアン族に襲われ、襲撃から生き残った兵士のホーナスとクレスタは行動を共にし、仲を深めていく。
北軍がシャイアン族を襲撃しようとしている事を知った2人はそれを阻止する為に奮闘するのだが、それは叶わず虐殺が行われしまう。
当時は植民地支配による歴史的背景があり小競り合いが続いていたとはいえ、降伏の白旗を掲げた者たちへの虐殺は見るに耐えなかった。
実際に500人が虐殺され、その大半は女、子供であった。
映像だけでも悲惨なのが伝わるが、実際はもっと酷い事が行われていたのであろう。
史実を知ることは残酷だが、見て良かった映画だと思える。