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アーネスト式プロポーズのバナバナのレビュー・感想・評価

アーネスト式プロポーズ(2002年製作の映画)
3.0
日本未公開作品だそうですが、ルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ジュディ・デンチ、リース・ウェザースプーンと、出演者は豪華です。
時代的には、ドレス着た貴族のお嬢様が自動車を自分で運転していたので、ホームズ、ワトソンが活躍するのと同じくらいなのかな?

私には登場人物たちの立ち位置が、今ひとつ分かりませんでした。
主役のコリン・ファースは捨て子だったのに、拾ってくれた人の財産を継いだのかな?
それとも大学までは出してもらって、自分で一財産築いたのか。
でないと、古くからいる執事、家庭教師、牧師さんが彼に兄弟が居るか居ないかを知らないって、おかしいよね。
それに拾って育ててくれた人に自分の孫がいるなら、そっちに莫大な財産を残す筈だし。

コリン・ファースと娘の結婚に大反対していたジュディ・デンチは元から貴族かと思っていたら、若い頃は踊り子でデキ婚だったし、あんたが社交界がどうの、素性がどうのって言えるの?

それにあの家庭教師のした事って、結局犯罪でしょ。
なんで許せるの?

主人公が金持ちなのに元捨て子だったので、好きな人と結婚するのにスッタモンダする話なのだが、みんなの素性がよく分からないので、私の頭の中も付いて行けず、スッタモンダしました。

まあ、衣装とかお城とか装飾品とかが全て豪華なので、配役だけでなく目でも楽しむ事が出来ましたが、コメディだから深く考えたらいけなかったのかも。
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