ロジャー・コーマン御大プロデュースの「エイリアン」に影響受けて作られたであろうB級SF。
劇中のクリーチャーはそこまで大きくもなく形も違うのにやたらジャケットのイラストでは巨大に見せているのが50年代B級SFポスターみたいです。とりあえず女性の裸を出しとけば良いと言わんばかりの内容は安直なのか潔さなのか。その点は人によって意見は分かれそうですが特殊メイクは結構頑張ってますしクリーチャーと意思疎通を図ろうとする点や退治の仕方はユニークで女性の一人が「地獄のデビル・トラック」の新婚の嫁並にギャーギャーうるさい、映像はやたらチカチカする等色々クドいですが上映時間は1時間ちょっとと駄菓子版エイリアンと捉えれば決して悪い作品ではないはず。
80年代前半ならではのアナログシンセ?のBGMも味が有って良かったです。