ミャンマーは難しい国です。どうにもならない国ではなさそうに見えるので、期待してしまいます。なのにそれが裏切られる。
この映画の後、2010年11月にはアウン・サン・スー・チーさんの軟禁状態が解除されました。2011年には民主政府に政権が移譲され、漸く民主政権が軌道に乗るかと思いました。
ところが2021年には軍事クーデターにより、またしても軍事政権に逆戻り。
ワイでもイライラするくらいですから、ミャンマー国民の皆さんの落胆はさぞや大きいことと思います。
主演はパトリシア・アークエットさんです。実在のアメリカ人ローラ・ボウマンという人の役です。後に別の映画でアカデミー助演女優賞を授賞されますが、この映画では印象が弱いです。
傷心状態からいきなり民主化運動の闘士に変身するのですが、なんかフワフワです。ひょっとしてそのほうがリアルなのかもしれません。よくわかりません。
フランシス・マクドーマンドさんがチョイ役で出ています。