このレビューはネタバレを含みます
2022/10/10鑑賞。33点。
序盤の雰囲気は良い。
ベイカーかリリーが主役か?と思いきや、終盤まで全く目立たないキムがファイナルガール。目立たないゆえに狙われることはないといことだろうか?
〈あらすじ・ネタバレあり〉
高校時代の友人同士である7人の男女はアラサーを迎え、久々に集まってキャンプをすることに。参加者の1人ベイカーは、ガールフレンドとリリーを連れてきたので最終的な参加者は8人。ロッジを貸してくれるテッドは遅れて参加することに。
キム→1番目立たないけど、実はファイナルガール
マット→キムの元恋人
ダッシュ→ブロンドヘアーの男
アンバー→ダッシュの妻
ベイカー→髭面の天パ
リリー→ベイカーの恋人
イヴ→クールビューティー
夜になると、7人は流れで【デッド・メアリー】を呼び出すゲームをし始める。
都市伝説で有名なブラッディ・メアリーの正体はデッド・メアリーなので、本当に呼び出したいのなら鏡の前でデッド・メアリーと3回唱えれば良いらしい。
何も起きず、期待はずれ・・・という感じで眠る7人だったが、マットは何かに呼ばれるように森に入っていく。
ロッジに残った6人は、戻ってないマットが気になって森に向かう。マットは野生の獣に食い荒らされたかのような無惨な死体になっており、内臓は露わになって顔の皮膚は殆どがはげていた。
どう見ても死んでいるはずのマットが動き出し、6人に向かって悪態をつき始める。それぞれの秘密を暴露し始め、怖くなったキムはマットをスコップで何度も突き刺して殺す。
6人は、マットの死体を燃やしてキャンプ場から帰ろうとするが、車が動かない。
そんな中、2人きりになったタイミングで、ダッシュがイヴを殺そうとしたことが分かる。
ただ1人、リリーだけは「あの夜、イヴがマットを殺す場面を見ていた。彼女は危険だ」と訴えるが、その意見は無視されて監禁される。
ベイカー以外のメンバーからすれば、リリーはよそもの、イヴは昔からの友達。どちらが信用できるかは一目瞭然。
ダッシュを拘束して納屋に連れて行ったベイカーは、農具で何度も突き刺して彼を拷問する。ベイカーの話す声に別の声が重なり、その様子はまるで悪魔が話しているよう。
キム、リリー、ベイカー、アンバー、イヴの5人が生き残る。リリーとアンバーがロッジに残り、キムとベイカー、イヴは電話がつながらないため助けを呼びに行くことにする。
ダッシュに助けを求められたアンバーは、その頼みを拒む。怒ったダッシュは彼女に罵詈雑言を浴びせるが、アンバーは燃料を持ってくると納屋に放火して心中する。
一方、森の中を歩くキムとベイカー、イヴ。
ベイカーは突然イヴに襲われながらも、命からがら逃げてロッジに戻る。
ベイカーは、リリーにロッジを開けてくれと頼むが、イヴの仲間かもしれないという疑念が勝ってドアを開けなかった。
ベイカーを殺したイヴはドア越しに、自分の正体をリリーに明かす。
夜が明け、森の中で生き残ったキムがロッジに戻る。閃光弾と燃料を手に入れたキムは、イヴにとどめを刺す。