ちゃみろー

ゴーリキー・パークのちゃみろーのレビュー・感想・評価

ゴーリキー・パーク(1984年製作の映画)
3.8
冷戦時代のソ連を舞台にしたサスペンス・ミステリー。厳冬のゴーリキー公園の外れで殺され、顔の皮を剥がされた3人の若者の殺人事件に、地元警察の刑事が迫る。所々に表れるキザな台詞回しが小説原作らしい。ストーリーはミスリードを織り混ぜつつ、80年代サスペンスらしい展開になっていく。主役がウィリアム・ハートなので、上品で地味な印象。これがアレック・ボールドウィンやカート・ラッセルなら、全然違う雰囲気になったはず。ハートと助演のブライアン・デネヒーの充実した演技がいい。リー・マーヴィンの悪役っぷりも見所のひとつ。ブランデーとペパーミントのカクテル、スティンガーが目茶苦茶けなされている。
2018.4.15 DVD(字幕)
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