凛と立つ司葉子に踏まれたい。宝田明との夢のようなひとときが終わり、電話で別れを告げる彼女はもはや宝田の方を向かない。決定的な横顔がシネスコに浮かび上がる。やはり鈴木英夫は大味なのか。女性映画だと特に…
>>続きを読む「男ってどうして自分を作るためにだけしか女を必要としないのかしら」というセリフが現代でもそのまま有効なように、この映画自体がまったく色褪せないどころか、状況は60年経ってもほとんど変わってないマッチ…
>>続きを読むアメリカより50年早く日本で作られた「MAD MEN」。今以上の男社会で強くしなやかに生きていく女、司葉子の涼やかな美しさ強さ。悪い男、宝田明はしかし嫌味にならないのは流石。転じて山崎努が憎々しくい…
>>続きを読む巷で傑作傑作って言われてたのでずっと観たかったやつ。昨年、ラピュタでやってた時観逃して落ち込んでたら、その後新文芸坐でやるって知ってようやく観れた。
噂に違わぬ傑作。超絶かっこいい司葉子さんを始め…
「カラーワイド画面で煌びやかに見える銀座と広告業界の悲哀」
銀座の大手広告代理店の営業をしている女性サラリーマンの仕事をシリアスな女性目線できちんと描いた業界物。
西銀座広告社の27歳になる営業…
司葉子の美しさたるや…!クラクラしちゃう。
それはそうと、60年近く前の作品なのに、古さを感じない。
高度経済成長期のトンデモ社会演出(当時としては常識だったのだが、、)が凄まじい。今時勢ならレッ…
司葉子の失敗、勃起薬のDをヘッドハンティングされることとコンペで負けること。この2つは両方ともそれぞれ坂井とバーとホテルで男女の政治的関係を結んでしまったことによって起こしてしまった失敗であり、一方…
>>続きを読む広告代理店のリアルな仕事と司葉子の生活がテンポの速い編集で淡々と繋がれる、話としてはかなり渋いのだが、キャラクターたちの力強い生き方で魅せる映画。女性の仕事、生き方を描く脚本に、偏見や型がほとんどな…
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