主演クリストファー・リーブによる核廃絶をテーマにした、崇高な原案をベースとする旧シリーズ最終章。
前作の大失敗から、製作がWBからキャノンフィルムズへ変更になり予算も大幅に削減。冒頭とラストを除きオプティカル合成からビデオ合成となり、徹底的なコストカットが図られており、特撮シーンが非常にチープ。
ストーリーはご都合主義的でシリーズ打ち切りも納得の出来も、前作よりはマシと言ったところ。万里の長城やエトナ山が出てきたり、宇宙ステーション他スケールの大きさに反比例して空回りした印象。
ただ一つレックス・ルーサーを最初の二作で演じたジーン・ハックマンが同役を再演したのはとても良かった。