カンパッチー

カントリー・ストロングのカンパッチーのレビュー・感想・評価

カントリー・ストロング(2010年製作の映画)
3.1
えぇ、思ってた方向性の映画じゃなかった…!あらすじから栄光に満ちていたグウィネス・パルトロウのどん底からの成り上がりカントリーシンガーの話だと思うでしょうが!こんなん寿司を頼んでカリフォルニアロールが出てくるようなもんですよ!

いや、歌はいい!本当にギャレッド・ヘドランドもゴシップガールのブレアことレイトン・ミースターもグウィネスも本当に歌声も歌も良いんですよ!唯一、ティム・マグロウが歌わないことだけは不満ですけどね、何で本物のカントリーシンガーが歌わないんだよ、歌うと思ってレンタルしたんじゃい!とかストーリーが恋愛面に重きをおきすぎて、なんでグウィネスがアルコール依存になってしまったかが全く分からないし、2組のカップルのうち、どちらにも中途半端でギャレッドが中途半端にグウィネスにも良い顔をして、レイトン・ミースターにも愛を注いでいるようにしか見えないんですよ、本当に。

ストーリーか歌をメインにするかをもっと練るべきでしたね、歌は良かったけど演出?ストーリー、共にちょっと残念!

つかカントリーソングも調べたり聞いてみても色々複雑な草分けですよね、初期のテイラースウィフトはカントリーソングですけど、今は完全にPOP歌手で良いですよね?あれもカントリーシンガーになりますかね?難しい、、。自分の大好きなシャナイア・トゥエインやリアン・ライムスはカントリー歌手だと完全に思うんですけど、、。
今作の後半のグウィネスが歌うカントリーソングも2枚目アルバムのテイラーと同じ匂いの曲ですよ、これカントリーソングか??と疑問に思っている間にストーリーがまさかの展開になったので、曲など些末な問題で終わってしまいました。

うん、歌は本当にカントリーソングが好きなら良いと思いますよ、映画は抜きにして。