シトリン

カントリー・ストロングのシトリンのレビュー・感想・評価

カントリー・ストロング(2010年製作の映画)
4.0
時々観たくなるほど好きな作品。

昔観た時はゴシップガールのレイトンミースターが出ている理由だけで観たんだけど、カントリー歌手の再起を描いたもので思ったよりシリアスな内容でとても好みだった。

カントリーミュージック自体がそもそも日本では馴染が無いんだけど、聴いているととても心地良く、誰かと酒を交わしたくなる。

この映画の主人公は元々カントリーの女王だったが、とある事をキッカケにアルコールに溺れ精神を崩す。
夫はマネージャーで、妻との関係も拗れ新しい人材として若くて美人なカントリー歌手をデビューさせる。

主人公には少々苛つかされるところもある。
若手歌手と不倫してるのに、夫が全て悪いと被害者になりたがる。
でもステージに立つと"カントリーとはこういう物だ"と自信を見せつけるのがカッコいい。
ライブのシーンは本当にライブを観ているよう。

そしてこの映画には若手同士のラブストーリーも含まれている。
ラブシーンがとてもキレイに描かれている。

キャストの歌声も聴けるので音楽としても楽しめる作品だった。