ポケ文太郎

優しき殺人者のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
4.0
1952年 アメリカ🇺🇸

アイダ・ルピノとロバート・ライアンによる密室劇フィルム・ノワール

記憶障害と精神疾患、おそらく統合失調症に悩む男が、部屋貸しを営んでいる未亡人のもとへ日雇いの仕事を求めて訪れる
真面目に見えた男の言動は徐々におかしくなり…

ロバート・ライアン氏は穏和な雰囲気から一見悪人に見えない
とはいえ身長は190センチ以上の大柄
そんな男にずっと脅され続けられたら…

何を言いだすか分からない
次に何をするか分からないから
なんでこんな状況になったのか分からない!

未亡人の邸宅の中だけで起こる恐怖
ワンシチュエーション物です
自分の家なんだから「なんで閉じ込められるの⁉️」とは思いつつも引き込まれる上手いストーリー展開

あからさまな暴力行為はないのに!
ずっと緊迫状態でヘタなホラーより全然ドキドキさせられました
ポケ文太郎

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