緑川

くるみ割り人形の緑川のネタバレレビュー・内容・結末

くるみ割り人形(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

クリスマス🎄

幼い子供2人を残して舞踏会に行ってしまう両親
あまりにも悲しい2人の元に叔父さんがプレゼントのおもちゃを沢山持ってきてくれた。

そのうちの一つくるみ割り人形が夜中に喋り出して、自宅の一室から不思議な世界に迷い込む事になる…






幼い頃小さくなって装飾が沢山あるクリスマスツリーに登るという夢があった。
前半はそう言ったクリスマス特有の煌びやかな演出が、後半はネオナチネズミ王国のダークファンタジー演出が光る。
ネズミが子供達からおもちゃを取り上げてベルトコンベアで焼却炉にくべて、その煙で太陽の光を遮るというディストピアがクリスマスの雰囲気と真逆!

登場人物で言うとエルファニングが無茶苦茶に可愛いし、ネズミの王もいいキャラしてる。
育児放棄両親もまぁ一応改心するし、ハッピーエンドと言っていいだろう。

くるみ割り人形なので基本はミュージカルであり、ミュージカルが苦手な人には合わないかもしれないがクリスマス映画として優秀な作品であった。

DVD買って観たので、毎年クリスマスの時期には見返す一本になりそう。
個人的にクリスマスカンパニーには少し及ばないが。
緑川

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