『くるみ割り人形と秘密の王国』の予習、及びエル・ファニング目当てで鑑賞。
子供向け作品だろうと高を括っていたら、意外にも豪華な舞台セットと滑らかに動くCGに驚く。少なくとも雰囲気はそれなりの大作映画と呼ぶに十分だった。
ただ、ストーリーはある程度沿っているのだろうけど、原曲のバレエはこんなにも大味なのか…。こんなにも爆発するのだろうか…。まぁ、アンドレイ・コンチャロフスキー監督、俺でも聞いた事ある名前だからこの界隈では有名監督なんだろうな…。
と、思いながら見てました。
違いました。
シルベスター・スタローン&カート・ラッセル主演『デッドフォール』の監督でした。どおりで笑
とはいえ、前述の通りアクション豊富だし、E.ファニングは可愛いし、Filmarksに記載は無いが、コーエン兄弟作品や『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロが白髪ナルシストのメイン悪役を怪演(吹替は何とGACKT!)してたりと、ネタは豊富に提供してくれる。
特にネズミ軍団がもろにナチスを意識しているのだが、操るガジェットやマシーンのデザインが普通にカッコいいので、画面から伝わるものに『スカイキャプテン』を思い出した。