子持ちのカイロレン

夕陽の用心棒の子持ちのカイロレンのレビュー・感想・評価

夕陽の用心棒(1965年製作の映画)
4.0
 ジュリアーノ・ジェンマがスターの階段を駆け上がるきっかけとなったヒット作。とにかく全身から溢れ出るオーラが眩しい。スターになるべくしてなった人なんだと実感。映画自体も全編笑い声と銃弾が絶えないやかましくて楽しい。町の住人が毎日少しずつ殺されてるのに、悪党の女とラブストーリー始める大富豪など、倫理観はだいぶ緩やか。悪党もバカばっかりでなぜか憎めない。マカロニウエスタンの歴史はあまり詳しくないけど、これは間違いなく上位の作品なんだろう。