ねこたま

夕陽の用心棒のねこたまのレビュー・感想・評価

夕陽の用心棒(1965年製作の映画)
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メリークリスマス

映画がフィルムとして消費されていた時代らしい構成で、今の時代ではテンポやその物語の内容につまらないと感じても仕方がないかもしれない。しかしマカロニウエスタンでは珍しい籠城もの(?)でシチュエーションコメディのような群像劇の進行は先読みできない面白さがある。
関係ないことだが立て込まれている割に普通の生活を営もうとするクライド家にリマ症候群を思い出した。

日の移ろいやカット割、家の外である荒野の画面構図などこだわって丁寧に映しているところは良い。ただチープさ、古臭さは感じてしまうところ。

日本劇場未公開だからか主演のGiuliano Gemmaさんが亡くなった時にあまり話題にならなかったようだが観た人は逆にツウになるだろうか?笑

リンゴー!
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