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燃えよNINJAのowlマンのレビュー・感想・評価

燃えよNINJA(1981年製作の映画)
2.9
日本で忍者の修行し、免許皆伝を受けたコールは、友人に会いにフィリピンへ向かう...そこには友人夫妻の土地を狙う大富豪がいた...

1981年にアメリカで制作された
“NINJA映画”の元祖で全米で忍者ブームを巻き起こした作品の第一弾!?

海外でのいわゆる“NINJA”のイメージはこの映画で植え付けられたのだな...

序盤から忍者なのに忍ぶ気がないので...よし!とりあえず最後まで“本音”は忍んで観ようと決意をしました!

当時この映画を観て“NINJA”を知り、日本文化に興味を抱いてくれた人もいたり、アメリカで“NINJA”を使って映画を作ろうと試行錯誤をしてくれた人がいるのは嬉しかったし、現在でも『NARUTO』が全世界で広まり、『漆黒のスネークアイズ』や『忍びの国』と“忍者”モチーフの作品が愛されているのは『燃えよNINJA』があったからこそだとも思いました!

ありがとうございます!



...しかし、全体的にアクションのキレが皆無だったり...手探りしながら殺陣をしていたり、撒菱〈まきびし〉を撒かずに使ったり、途中まで“忍者”である必要性があるのか?と..ツッコミ・思考しながら観たりと...何度も心の中で《臨兵闘者皆陣烈在前》と九字切りをしました。

...そして悟りましたこの映画は“NINJA”であって“忍者”ではないのだと...

世代的に観ていた『忍者戦隊カクレンジャー』ニンジャブラック/ジライヤを演じた“ケイン・コスギ”さんのお父さんである“ショー・コスギ”さんが“敵”として立ちはだかるのだが...その人だけはキレッキレでした!続編からは主役に格上げしてるとの事!!それが観てみたい!

視聴後、ニュースで、カクレンジャーが30年ぶりにオリジナルキャストで新作の制作をするとの事だったので...タイミングぴったりでした!
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